挨拶
ごあいさつ
香川県訪問看護ステーション連絡協議会
会長 尾崎 美智
今年度新たに会長になりました訪問看護ステーションたきのみやの尾崎と申します。私が会長を務めるのは今回2回目ですが、前回から約10年経過しており、その間に訪問看護を取り巻く環境も大きく変わりました。
コロナ禍の4年間、そして各地で起きる災害を通し、私達の当たり前の日常はあっけなく奪われるということを経験しました。自分たちにできることは何かを考え、備えること、つながることの大切さを学んだと思います。その間にIT化は急速に進み、オンラインの会議や研修会が当たり前になりました。直接会わなくても人とのつながりを保つことができ、便利なツールとして活用されています。しかし、便利な反面、画面越しのもどかしさを感じ直接会って話したいと思った人も多かったのではないでしょうか。人と直接会うことができなかったからこそ、今こうして顔を合わせ、お互いの感情を感じながら対話できることの安心感や楽しさを感じることができています。当協議会も、会員の皆様や関係機関の方々と顔の見える関係を築き、安心して意見交換ができる場所になればと思っています。
これからもいつ何が起きるかわからない脅威は続いています。混沌とした時代だからこそ、地域で働く訪問看護師は元気でなくてはなりません。社会の期待に応えられるよう連携を強化し、訪問看護の楽しさや困り事を共有し、共に乗り越え共に成長できる協議会を目指したいと考えておりますので、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。